甲鉄城のカバネリ(初代6.5号機) 設定6スランプグラフと挙動データ完全解析
はじめに — 設定6機械割110.0%の理論挙動
パチスロ「甲鉄城のカバネリ(初代・6.5号機コイン機/サミー)」の設定6は機械割110.0%。設定1の97.8%と比べて12.2ポイント差、終日13時間9,100Gを等価で打てば期待差枚は約+2,730枚(+54,600円)になる。6.5号機初期のコイン機としてはAT機標準上位の出玉性能を持つ。
本記事は2022年導入の初代6.5号機を対象にしたもの。スマスロ「L甲鉄城のカバネリ 海門決戦」(2025年導入)は別機種で数値も仕様も異なる(海門決戦は別ページ)。数値はすべて初代の機種詳細ページに準拠し、「全設定比較」「終日シミュレーション」「時間帯別累計」「判別優先度」のデータで設定6の挙動を解析する。
全設定別の機械割・確率比較
| 設定 | ボーナス合算 | ST合算 | 機械割 | 終日差枚目安 |
|---|---|---|---|---|
| 設定1 | 1/237.0 | 1/407.9 | 97.8% | 終日 -601枚 |
| 設定2 | 1/230.7 | 1/393.2 | 98.8% | 終日 -328枚 |
| 設定3 | 1/214.0 | 1/372.4 | 100.7% | 終日 +191枚 |
| 設定4 | 1/186.5 | 1/327.2 | 105.9% | 終日 +1,611枚 |
| 設定5 | 1/171.3 | 1/307.3 | 108.4% | 終日 +2,293枚 |
| 設定6 | 1/151.3 | 1/290.6 | 110.0% | 終日 +2,730枚 |
注目すべきは設定3で100.7%とほぼ損益分岐、設定4で105.9%からプラス本格化という典型カーブ。6.5号機初期で設定1=97.8%は他社比でも甘めなので、低設定でも短縮天井狙いなら戦えるが、設定6を掴むには設定4〜5との境界を見抜けるかが勝負所になる。
終日9100G時の差枚シミュレーション
カバネリ初代を終日13時間(9,100G)消化した場合の差枚を設定別に並べた。理論値は機械割どおりでも、実戦の上下ブレは黒煙りMAX→裏美馬ST(継続率95%・期待3,500枚)に何回乗ったかでほぼ決まる。
| 設定 | 終日差枚(理論値) | 上ブレ目安 | 下ブレ目安 |
|---|---|---|---|
| 設定1 | -601枚 | +3,800枚 | -5,000枚 |
| 設定2 | -328枚 | +4,200枚 | -4,800枚 |
| 設定3 | +191枚 | +4,900枚 | -4,500枚 |
| 設定4 | +1,611枚 | +7,800枚 | -3,500枚 |
| 設定5 | +2,293枚 | +9,200枚 | -2,800枚 |
| 設定6 | +2,730枚 | +10,500枚 | -2,400枚 |
下ブレ目安を見ると、設定6でも裏美馬ST非到達日は-2,400枚程度のマイナス着地もあり得る。「設定6=必ず爆発」ではないので、終日確認できる確率系サインで判断するのが原則。逆に裏美馬STに複数回乗れた設定6日は+10,000枚オーバーまで伸びる一撃型のグラフを描く。
時間帯別の累積ボーナス・期待差枚
設定6と設定1を同条件(約700G/h)で打った場合の累積ボーナス回数差・期待差枚を示す。ボーナス合算(設6:1/151.3 / 設1:1/237.0)から算出。
| 消化G | 設定6ボーナス累計 | 設定1ボーナス累計 | 差 | 期待差枚 |
|---|---|---|---|---|
| 1000G | 約6.6回 | 約4.2回 | +2.4回 | +300枚 |
| 2000G | 約13.2回 | 約8.4回 | +4.8回 | +600枚 |
| 3000G | 約19.8回 | 約12.7回 | +7.1回 | +900枚 |
| 4000G | 約26.4回 | 約16.9回 | +9.5回 | +1,200枚 |
| 5000G | 約33.0回 | 約21.1回 | +11.9回 | +1,500枚 |
| 6000G | 約39.7回 | 約25.3回 | +14.4回 | +1,800枚 |
| 7000G | 約46.3回 | 約29.5回 | +16.8回 | +2,100枚 |
| 8000G | 約52.9回 | 約33.8回 | +19.1回 | +2,400枚 |
| 9100G | 約60.1回 | 約38.4回 | +21.7回 | +2,730枚 |
注目は3000G時点(約4.3時間)でボーナス回数差約7.1回。半日打てば設定6と設定1のボーナス頻度差は明確に出る。これより少ないサンプルでボーナス頻度だけ見て決め打ちするのは厳しいので、CZ総合・共通6枚ベル・菖蒲を必ず併用する。
時給期待値(1時間=約700G消化・等価)
| 設定 | 時給G | 1時間期待値 | 5.6枚交換 | 終日13時間(等価) |
|---|---|---|---|---|
| 設定1 | 約700G/h | -924円 | -660円 | -12,012円 |
| 設定2 | 約700G/h | -504円 | -360円 | -6,552円 |
| 設定3 | 約700G/h | +294円 | +210円 | +3,822円 |
| 設定4 | 約700G/h | +2,478円 | +1,770円 | +32,214円 |
| 設定5 | 約700G/h | +3,528円 | +2,520円 | +45,864円 |
| 設定6 | 約700G/h | +4,200円 | +3,000円 | +54,600円 |
設定判別優先度(★評価)
カバネリ初代は設定差のある要素が複数あるが、優先度は要素ごとに異なる。確率系ではST合算・CZ総合・共通6枚ベルの3点が主軸で、確定示唆系のおみくじ大吉(金)/カバネリアタック上乗せ+66/サミートロフィー虹はいずれも設6確定の決定打になる。
| 項目 | 優先度 | 解説 |
|---|---|---|
| ST合算(裏美馬等除く通常ST) | ★★★★☆ | 設1:1/407.9→設6:1/290.6で約1.4倍差。本機最大の確率系判別材料 |
| CZ総合確率 | ★★★★☆ | 設1:1/179.3→設6:1/136.8。ST合算と並ぶ主軸 |
| 共通6枚ベル | ★★★★☆ | 設1:1/26.6→設6:1/24.2。試行回数が稼げるので精度が出やすい |
| ボーナス合算 | ★★★☆☆ | 設1:1/237.0→設6:1/151.3で約1.6倍差。ただし駿城ボーナスは店長カスタム影響なし |
| ST終了画面・菖蒲 | ★★★☆☆ | 設1:1.2%→設6:6.1%で約5倍。出れば高設定期待度UP |
| おみくじ大吉/上乗せ+66/トロフィー虹 | ★★★★★ | いずれも設6確定の決定打。1つ出れば判別終了 |
サンプル収集の現実性を考えると、確率系3点を3,000G以上カウントして母数を作りつつ、確定示唆が1つでも出たら即終了が定石。なお駿城ボーナスの店長カスタムはサミートロフィーの出現率を上書きできるため、トロフィーは7001G以降の自然出現を基準に判断する。
ST終了画面 菖蒲の設定別出現率
ST終了画面で出る「菖蒲」は高設定示唆。デフォルト画面と菖蒲の設定1・設定6での出現率を比較すると、菖蒲は設定1で1.2% → 設定6で6.1%と約5倍の差がある。
| 終了画面 | 示唆 | 設定1割合 | 設定6割合 | 差分 |
|---|---|---|---|---|
| デフォルト画面 | 示唆なし | 98.8% | 93.9% | ▼ 4.9pt |
| 菖蒲 | 高設定示唆 | 1.2% | 6.1% | +4.9pt(約5倍) |
判別ポイント:
- 菖蒲が出た時点で設定2以上の期待度UP: 設定1では約83回に1回しか出ない。サンプル数回で複数回見えれば高設定寄り
- デフォルト画面ばかりは低設定寄り: 設定1で98.8% → 設定6でも93.9%。差は4.9ptと小さいので、菖蒲の「出現有無」をプラス材料として使う
- 菖蒲単独では設定6まで断定できない: 設5でも5.3%出るため、CZ総合・共通6枚ベル・おみくじと併せて積み上げる
サミートロフィー 設定別出現率
カバネリ初代では駿城ボーナス・ST・エンディング終了画面のサブ液晶にサミートロフィー5段階が出る。銅=設2以上濃厚、銀=設3以上、金=設4以上、キリン=設5以上、虹=設定6確定と段階対応している。
| トロフィー | 示唆 | 設1 | 設2 | 設3 | 設4 | 設5 | 設6 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 銅 | 設2以上濃厚 | − | 18% | 18% | 17% | 16% | 14% |
| 銀 | 設3以上濃厚 | − | − | 16% | 15% | 14% | 14% |
| 金 | 設4以上濃厚 | − | − | − | 13% | 12% | 12% |
| キリン | 設5以上濃厚 | − | − | − | − | 11% | 12% |
| 虹 | 設6確定 | − | − | − | − | − | 11% |
設定6でもキリン+虹を合わせて約23%(自然出現ベース)。トロフィーが何も出ない日も普通にあるので、虹/キリン目撃なしで設定6を否定するのは早い。なお店長カスタム(カスタム1=銅必出/カスタム2=設定対応色まで/カスタム3=設定対応色必出)でホール側が出現率を上書きできるため、7001G以降の自然出現を基準に判断すること。
裏美馬STとグラフの跳ね方
初代カバネリの設定6グラフを語る上で外せないのが裏美馬ST(継続率約95%・期待値約3,500枚)。本機最高峰のATで、ここに乗れるかどうかでスランプグラフの形が決定的に変わる。
裏美馬STへの突入経路は主に3つ:
- 黒煙りMAX到達後のST: 黒煙りポイント蓄積がMAXになると次回ST=裏美馬ST確定。サブ液晶ゲージで要確認
- 無名回想成功: エピソードボーナス「燃える命」後の回想成功で突入
- 1000枚目標フラグ成立: 初回ST 0.3%で成立 → 裏美馬ST直撃
設定6は通常ST合算が高い(1/290.6)ぶんST試行が増え、結果的に黒煙りポイントの蓄積機会も増えるため、低設定より裏美馬STに到達しやすい構造になっている。これが設定6グラフが終盤に大きな崖を作りやすい理由。逆に言えば、設定6でも黒煙りMAXに届かなかった日はグラフが伸び切らないので、黒煙りMAX未確認のヤメは設定6でも厳禁(継続率95%・期待3,500枚を流す致命的ミス)。